宮崎県の県民食
ブログ2023.09.04
東京都あきる野市にあるサービス付き高齢者向け住宅(サ高住・デイサービス)「シニアハウスくさばな」では、定期的に県民食を提供しております。
前回の静岡県に引き続き、今回ご紹介するのは「宮崎県の県民食」です!
とうきびめし
「とうきびめし」は、農林水産省も宮崎県の郷土料理として紹介している料理です。
お米が貴重だった時代に「とうきび」でお米のかさを増し、人々のお腹を満たしたと言われています。
かつての宮崎の農村の人々が「一年中麦飯では飽きて物足りない」と感じる時、「とうきびめし」の香りと彩りが食欲を満たしてくれていたそうです。
冷汁
宮﨑県の郷土料理の定番!「冷汁」です。
食欲の出ない夏の暑い時期、農民たちが麦飯に生味噌をのせ、それに水をかけて即席のかけ汁を食べていたことが元になっていると言われています。
チキン南蛮
主菜は「チキン南蛮」を提供しました。
今では全国に普及しているこの料理は、昭和30年代に延岡市内の洋食店で、賄い料理としてつくられたのが始まりとされています。
チキン南蛮の「南蛮」とは、もともと戦国時代に来日したポルトガル人や、その文化を表す言葉で、ポルトガル人が持ち込んだ「南蛮漬け」を鶏肉に応用した料理だったことから、この名前がついたそうです。
ピーマンのピリ辛炒め
6~8月はピーマンが旬の時期。宮崎県は、冬季温暖・多日照という気象条件に恵まれ、全国一のピーマンの産地となっています。
緑色のものを完熟させた「赤ピーマン」も生産されています。
ぬた芋
宮崎県は里芋の生産量が多いことでも有名です。
「和えるときに、ぬたぬたするから」「ぬるぬるしたところが“沼田”に似ているから」など、ぬた芋の名前の由来には諸説あるそうです。
マンゴープリン
2007年、某宮崎県知事の影響で一躍、全国区のご当地フルーツになったマンゴーは、日照時間の長い宮崎県ならではの果実です。
今回はそんなマンゴーの濃厚な甘みが楽しめる「マンゴープリン」を提供いたしました。
シニアハウスくさばなでは『県民食』と題して、日本全国で食べられている郷土料理やB級グルメ、その県の生産量や収穫量が1位の食材を使った料理などを、定期的に手作りで提供しております。
中々遠出のできない入居者さまやデイサービスご利用者さまも、その県や地域に想いを馳せながらお食事していただけるよう、日々試行錯誤に努めています。
次はどんな地域のお食事になるのか、次回も是非ご期待ください!
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